ピル外来・避妊相談
ピル外来・避妊相談について
当院のピル外来・避妊相談では、女性の皆様が抱える毎月の月経にまつわる心身の不調や、避妊に関するご不安に寄り添い、生活の質(QOL)を向上させるためのサポートを行っております。低用量ピル(OC/LEP)をはじめ、予期せぬ事態に備える緊急避妊(アフターピル)、大切なイベントに向けた月経移動、そして長期的な避妊や月経トラブルの改善を図るミレーナ(IUS)など、ライフスタイルに合わせた幅広い選択肢をご用意しております。
デリケートなお悩みだからこそ、プライバシーに配慮した空間で、女性医師がお一人おひとりのお話を丁寧にお伺いし、わかりやすい説明を心がけておりますので、どうぞご安心のうえお気軽にご相談ください。
緊急避妊ピルはご予約なしで対応いたします。
お急ぎの方はお電話にてご連絡ください。
ピル外来・避妊相談の効果・メリットについて
患者様の目的や症状に合わせて適切なお薬や器具を選択することで、心と体を守り、毎日をより快適に過ごすための様々なメリットが期待できます。
- 高い確率で確実な避妊効果を得ることができます
- つらい生理痛(月経困難症)や下腹部痛などの症状を和らげます
- 経血の量が減るため、月経過多による貧血の改善につながります
- 生理の周期が規則正しくなり、旅行や仕事などのスケジュール調整がしやすくなります
- PMS(月経前症候群)による月経前のイライラ、気分の落ち込み、身体のむくみなどを軽減します
- ホルモンバランスが整うことで、大人ニキビや肌荒れの改善が期待できます
- 性交渉後72時間以内のアフターピル服用で高い避妊効果が得られ、望まない妊娠による負担を防ぎます
- 月経移動により、大切なイベント当日の不快感を回避し、安心して一日を過ごすことができます
- ミレーナの留置により、1回の挿入で最長5年間にわたり高い避妊効果が持続し、毎日お薬を飲む手間が省けます
ピル外来・避妊相談の検査・施術内容について
患者様の現在の健康状態を正確に把握し、お悩みやライフスタイルに最も適した安全な処方や施術をご提案するために、以下の検査および処置を行っております。
問診
現在の月経の状況、生理痛の重さ、過去の病歴、ご家族の病歴、喫煙習慣などを詳しくお伺いします。アフターピルをご希望の場合は、性交渉があった日時や直近の生理開始日なども確認させていただきますが、リラックスしてお答えいただけるよう配慮しております。
身長体重測定
ピルの服用による血栓症などのリスクを適切に評価し、安全に処方を開始するために、事前の身長と体重の測定を実施させていただきます。
経腟超音波検査(経腟エコー)
必要に応じて経腟エコーを行い、子宮や卵巣の状態を確認します。生理痛の原因となる子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患が隠れていないかを調べたり、ミレーナ挿入前に子宮の形や大きさを確認したりすることで、最適な治療法をご提案いたします。
血液検査
ピルの服用前や服用期間中に、貧血の有無や肝機能、血栓症の兆候などを確認するために、必要に応じて血液検査を実施します。
ミレーナの挿入施術
妊娠していないことを確認するため、一般的には月経開始から数日以内のタイミングで子宮内にミレーナを挿入します。施術自体は数分程度で終了することが多く、女性医師が常にお声がけをしながら丁寧に処置を進めてまいります。
ピル外来・避妊相談の料金について
当院では、お悩みの内容や治療の目的に応じて、保険適用となる診療と自費診療をご案内しております。患者様にとって最適なプランを適正な価格でご提案いたします。
低用量ピル(OC/LEP)
避妊を主な目的とする場合は自費診療(OC)となりますが、つらい生理痛(月経困難症)や子宮内膜症などの治療を目的とする場合は保険適用(LEP)となります。
- 自費診療(OC):1シートあたり2,750円~
- 保険適用(LEP):保険適用のため自己負担額が軽減されます
緊急避妊(アフターピル)
予期せぬ妊娠を回避するためのアフターピルは、自費診療での処方となります。
- レボノルゲストレル錠など:12,000円
月経移動
ご旅行や試験などの大切なイベントに合わせて生理日をずらすためのピル処方は、自費診療となります。
- 中用量ピルなどの処方:2,750円
ミレーナ(IUS)
避妊目的で挿入する場合は自費診療となりますが、過多月経や月経困難症と診断された場合には、保険適用での治療が可能となります。
- 自費診療での挿入:55,000円
- 保険適用での挿入:約10,000円〜15,000円程度(自己負担3割の場合)
ピル外来・避妊相談の副作用・注意点について
処方するお薬や器具は安全性の高いものですが、体内のホルモンバランスの変化等に伴い、いくつか留意していただきたい副作用や注意点がございます。
マイナートラブル(吐き気・頭痛・不正出血など)
低用量ピルや月経移動のピルを飲み始めた最初の1〜2ヶ月は、吐き気、頭痛、乳房の張り、少量の不正出血などが起こることがあります。これらは体がピルに慣れていく過程で起こるもので、服用を継続することで多くは自然におさまっていきます。ミレーナ挿入後も数ヶ月間は少量の不正出血が続くことがよくあります。
血栓症(血管の詰まり)のリスク
頻度は非常に稀ですが、ピルの服用により血管の中で血の塊ができる血栓症という重大な副作用が起こるリスクがわずかに上昇します。ふくらはぎの急激な痛み、激しい胸の痛み、息苦しさ、激しい頭痛などの初期症状が現れた場合は、直ちに服用を中止して速やかに医療機関を受診してください。また、35歳以上で1日15本以上のタバコを吸われる方には、血栓症のリスクが高まるため原則として低用量ピルを処方することができません。
アフターピル服用に関する注意点
服用後、一時的な吐き気や嘔吐、めまいなどが現れることがありますが、もし服用後2時間以内に吐いてしまった場合は、お薬の成分が十分に吸収されていない可能性があり再度服用が必要となることがあるため、早めにご連絡ください。また、アフターピルは妊娠を100%確実に防ぐものではなく、その後の性交渉における妊娠を防ぐ効果はありません。
ミレーナの挿入時の痛みと自然脱出の可能性
器具を挿入する際や挿入直後に、下腹部の違和感や軽い月経痛のような痛みを感じることがあります。また稀にではありますが、月経の出血とともにミレーナが自然に抜け落ちてしまうことがあるため、月経の量が急に増えたり痛みを感じたりした場合は、早めの受診をお願いいたします。