子宮頸がんワクチン(HPV)
子宮頸がんワクチン(HPV)について
子宮頸がんは、主にヒトパピローマウイルス(HPV)への持続的な感染が原因で引き起こされる病気です。このウイルスは性交渉の経験がある女性であれば誰でも感染するリスクがあり、決して特別なものではありません。
当院の婦人科では、子宮頸がんをはじめとする多様な病気を未然に防ぐためのHPVワクチン接種を実施しております。現在は、子宮頸がんの原因となるウイルスの約90%をカバーする、より予防効果の高い最新の9価ワクチン「シルガード9」を採用しております。当院は女性医師が在籍しており、デリケートなお悩みやワクチンに対する不安にも丁寧でわかりやすい説明を心がけております。
子宮頸がんワクチン(HPV)の効果・メリットについて
最新の9価ワクチンであるシルガード9を接種することで、女性の生涯の健康を守るための多くのメリットが得られます。ワクチンの有効性について正しくご理解いただき、ご自身の体を守るための選択肢としてご検討ください。
- 子宮頸がんの原因となる高リスク型ウイルスの約90%の感染を予防できる
- 尖圭コンジローマなど、その他のHPV関連疾患の発症リスクを低減できる
- 将来的な子宮頸がんによる子宮摘出などの身体的・精神的リスクを回避しやすくなる
- がん検診(早期発見)とワクチン(予防)を併用することで、より強固な対策ができる
- 一生に一度の接種スケジュールを完了させることで、長期的な安心感につながる
子宮頸がんワクチン(HPV)の施術内容について
シルガード9の接種スケジュール
十分な免疫を獲得するためには、決められた間隔で合計3回の接種を完了させることが重要です。標準的なスケジュールとして、初回接種を0ヶ月とし、その2ヶ月後に2回目、初回から6ヶ月後に3回目の接種を行います。最低限の間隔として、1回目から2回目までは1ヶ月以上(標準は2ヶ月)、2回目から3回目までは3ヶ月以上あける必要があります。計画的にご来院いただけるようサポートいたします。
子宮頸がんワクチン(HPV)の料金について
自費診療による接種(シルガード9)
公費の対象年齢から外れている方でも、全額自己負担の自費診療にてシルガード9の接種が可能です。1回あたりの費用はかかりますが、国際的なワクチン市場の基準に照らし合わせても適正な価格設定となっており、将来の大きな病気を防ぐための大切な自己投資となります。
- 1回目接種(初回):30,000円(税込)
- 2回目接種(初回から2ヶ月後):30,000円(税込)
- 3回目接種(初回から6ヶ月後):30,000円(税込)
- 3回接種完了時の総額目安:90,000円(税込)
※当院ではさいたま市の検診や公費によるワクチン接種は実施しておらず、自費診療となります。
子宮頸がんワクチン(HPV)の副作用・注意点について
ワクチンを接種する上で知っておいていただきたい体調の変化や、未成年の方が受診される際のルールについてご案内いたします。不安なことがあれば、いつでもご相談いただける体制を整えております。
主な副作用について
最新の研究において、重篤な副反応が起こることは非常にまれであることが確認されています。多く見られる症状としては、注射をした部分の痛み、赤み、腫れなどの局所的な反応や、軽い発熱、倦怠感といった軽微なものがほとんどです。これらの症状は数日以内に自然に治まることが一般的ですので、過度にご心配いただく必要はありませんが、気になる症状が長引く場合はすぐにご連絡ください。
未成年の方の同意・同伴ルール
未成年の方が自費診療等でワクチン接種を希望される場合、年齢によって保護者様の関与についてのルールを設けております。12歳以下の方は安全確保のため保護者様の同伴が必須となります。13歳から15歳以下の方は、事前に保護者様にご署名いただいた同意書をお持ちであれば同伴は不要です。16歳以上の方は、ご本人様の署名のみで接種をお受けいただけます。ご家族でよくご相談の上、ご来院ください。