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2026.08.14

下腹部痛は婦人科?消化器内科?どちらを受診すればいい?

「下腹部が痛いけれど、婦人科と消化器内科のどちらを受診すればいいの?

このように迷われる方は少なくありません。

下腹部には、子宮や卵巣などの婦人科領域の臓器だけでなく、大腸や小腸、膀胱などさまざまな臓器があります。

そのため、下腹部痛の原因は一つではなく、症状だけではどの診療科を受診すればよいか判断しにくいことがあります。

今回は、下腹部痛で考えられる主な原因と、婦人科消化器内科を受診する目安についてご紹介します

婦人科の病気が原因となる下腹部痛

女性の下腹部痛では、子宮や卵巣などが原因となっていることがあります。

代表的なものには、

  • 月経困難症
  • 子宮内膜症
  • 子宮腺筋症
  • 子宮筋腫
  • 卵巣嚢腫
  • 排卵に伴う痛み
  • 骨盤内炎症性疾患(PID)
  • 異所性妊娠(子宮外妊娠) など

「生理のたびに下腹部が痛む」「1か月の間に周期的に痛みがある」「排卵の時期に痛みがある」「不正出血やおりものの変化を伴う」といった場合には、婦人科疾患が隠れている可能性があります。

特に、月経や不正出血、おりものなどの症状を伴う下腹部痛は、婦人科への受診をおすすめします。

消化器の病気が原因となる下腹部痛

一方で、下腹部痛は胃腸の病気によって起こることもあります。

例えば、

  • 便秘
  • 感染性腸炎
  • 過敏性腸症候群
  • 大腸憩室炎
  • 虫垂炎
  • 炎症性腸疾患 など

「下腹部痛とともに下痢や便秘がある」「便に血が混じる」「排便すると痛みが軽くなる」といった場合には、消化器疾患の可能性が考えられます。

このような症状がある場合は、消化器内科への受診をご検討ください。

婦人科と消化器内科、どちらかわからない場合は?

実際には、症状だけで婦人科と消化器内科のどちらが原因なのかを判断するのが難しいケースもあります。

例えば「左下腹部が痛い」という症状一つでも、卵巣などの婦人科疾患の場合もあれば、大腸などの消化器疾患の場合もあります。

また、子宮内膜症では月経痛だけでなく、排便時の痛みなど消化器症状を伴うこともあります。

そのため、「どちらを受診したらいいかわからないから」と受診を先延ばしにせず、まずはご相談いただくことが大切です。

当院では婦人科消化器内科の両方を診療しているため、症状を伺いながら必要に応じてそれぞれの診療科で検査・診察を行うことができます。

急な強い下腹部痛には注意してください

突然の激しい下腹部痛や、強い痛みが続いている場合には注意が必要です。

特に、

  • 突然、強い痛みが出た
  • 痛みがどんどん強くなっている
  • 発熱や嘔吐を伴う
  • 大量の出血がある
  • 妊娠の可能性があり、腹痛や出血がある

といった場合には、緊急性の高い病気が隠れている可能性があります。

症状が強い場合には、夜間・休日を問わず救急医療機関への受診もご検討ください。

下腹部痛でお困りの方へ

下腹部痛には、婦人科疾患から消化器疾患までさまざまな原因があります。

「婦人科なのか消化器内科なのかわからない」
「このくらいの痛みで受診していいのかわからない」

という場合でも、症状が続いている場合は無理に自己判断せず、一度医療機関へご相談ください。

当院では、婦人科消化器内科の両方の診療を行っています。

診察の結果、必要に応じて婦人科から消化器内科へ、また消化器内科から婦人科へ、院内でご案内することも可能です。

下腹部痛だけでなく、生理の悩みや不正出血、便秘・下痢などを伴っている場合も、お気軽にご相談ください。

婦人科消化器内科の両方を受診される方へ

婦人科と消化器内科の両方の受診をご希望の場合は、診察をスムーズにご案内するため、それぞれの予約時間を少しずらしてお取りいただきますようお願いいたします。

どちらの診療科を受診すればよいか迷われる場合は、まずはいずれか一方をご予約いただき、受診時にご相談いただくことも可能です。診察のうえ、必要に応じてもう一方の診療科をご案内いたします。